うつの時はプラスに考えられないので、特に自己嫌悪が激しくなります。
自分がイヤになるだけではなく、周りの人にも申し訳なく思い、消えたいほど嫌になる時もありますよね。
本当に辛くて苦しいですよね(>_<)
自己嫌悪に対して、できることは2つあります。
1 うつが回復すればプラスに考えることもできるようになるので楽になることが多いので、うつがひどい状態ならなんとか自己嫌悪から意識をそらすことに努める
2 それでもやっぱり自己嫌悪して辛いのなら、根本的なことにアプローチする必要がある
1について説明すると、うつがひどい時に自己嫌悪で辛い時は、その時間をなんとかやり過ごしてエネルギーが出るのを待つ必要があります。
うつが回復・改善されれば自然にプラスに考えることができるようになります。
うつのひどい状態でなんとかしようとすればするほど、ネガティブな考えしか浮かばず、どんどん負のスパイラルに入ってうつの悪化にもつながってしまいます。
あなたの今の状態に合わせて、とにかくできそうなことをやって、自己嫌悪の負のスパイラルから抜け出しましょう。
私は「寝る」「漫画や雑誌、本を読む」「ゲームをする」「テレビやDVDを見る」「ひたすら磨き掃除をする」などで意識を自分から他の場所へと移して考えないように努めました。
今できることで意識をそらしてくださいね。
そして2について説明すると、エネルギーが回復して取り掛かれそうになったら、「自己嫌悪」を根本的に解決していきます。
自分が嫌いだと思っていること、本当に嫌うべきことなのかどうかを掘り起こしていくのです。
どんなところが嫌いかを具体的に書き出します。
その後、なぜそう思うのか理由を書いていきます。
例えば私の場合は、
「頑張れない私」が嫌い
「神経質なところ」が嫌い
などなど…
これを掘り起こしていくと、
「頑張れない私」が嫌いなのは、「頑張ることが良いことだと思っているから」
で、その「頑張ることが良いと思っているのは、頑張りを認めてほしいから」
「頑張れない私」を認められないのはなぜか?
母親が自分を見てくれなかったので、そのままの自分には価値を感じられず、頑張れば褒めてもらえるので頑張る=OKとなっていた
ということに気づきました。
また、「神経質なところ」が嫌いなのは、
神経質な面をネガティブにとらえられたことがあった。
神経質な面を見つけると母親がイライラした様子をしていたから。
といった感じで掘り起こしていくと、なぜそんな風に思うようになったのか分かります。
私の場合、母親の影響が大きかったです。
実際私も子育てをしていて実感するのですが、子供の親からの影響は想像以上に大きいです。
親の事をすべて無意識の内に取り入れています。
それは言葉だけでなく、感情や行動も。
あなたは親が否定的に思っていたことを、自分の中に取り入れてしまっていませんか?
掘り起こして紙に書き出していくと、客観的に見ることができます。
あなたが当たり前に思っていること、本当はそうじゃないかもしれません。
そんなに嫌わなければいけないようなことではないかもしれません。
マイナスな面があるのなら、必ずプラスの面もあるはずです。
うつでしんどい時にこの掘り起しをするのは、エネルギーも必要なのであまりおすすめできません。
でも、うつが回復してきてエネルギーがあり、なんとか自己嫌悪を解消したいのなら勇気を出して自分を見つめてみて下さい。
【まとめ】
・うつが回復すればプラスに考えることもできるようになるので楽になることが多いので、うつがひどい状態ならなんとか自己嫌悪から意識をそらすことに努める
⇒例えば「寝る」「漫画や雑誌、本を読む」「ゲームをする」「テレビやDVDを見る」「ひたすら磨き掃除をする」などで意識を自分から他の場所へと移して考えないように努める。
・それでもやっぱり自己嫌悪して辛いのなら、根本的なことにアプローチする必要がある
⇒うつが回復・改善して取り組むエネルギーがあるなら、具体的にどんなところが嫌いかを書き出す。
次に、なぜそう思うのか理由を書く。
客観的に見ることで、自分が思い込んでいないのか、本当にそんなに嫌うべきことなのかに気づくことができる。