うつですぐにイライラしてしまう!イライラ対処法は?

イライラの感情

すぐにイライラしてしまう…

辛いですよね(>_<)

うつの時にすぐにイライラしてしまうのは、エネルギーが回復してきた時が多いです。

初期段階やうつがひどい時は、エネルギーがほとんどなくなってしまっているので、感情もストップしてしまうからです。

エネルギーが回復してきたとはいえ、イライラするのは楽しいことではありませんし、なんとかしたいと思ってしまいますよね。

イライラしやすくなってしまった自分が、「感情のコントロールができないダメな自分」とより自己嫌悪したくなりますよね。

でもね、あなたのそのイライラ、コントロールしようとしないでください。

コントロールしようとすればするほど、逆効果になります。

一時的には抑えられたように思っても、突然爆発します。

だから、コントロールしようとしないでください!

では、どうすれば良いのか。

「イライラ」の感情を自分に認めてあげる

そんなことをすれば、ますますひどくなる?

いいえ、そんなことはありません。

あなたがその「イライラ」を「コントロールしようとするから」「なかったことにしようとするから」「我慢しようとするから」余計にイライラはとまらないし、爆発してしまうんです。

あなたのその「イライラ」悪いことではないんですよ。

あなたの心と体を守るために機能してくれているものです。

抑えつけられたら爆発します。

イヤな感情に思うかもしれませんが、イライラは今のあなたに不要だったり毒になったりする物事だと教えてくれているんです。

だから、「ちょっと離れてね」というメッセージでもあるんです。

「イライラ」も大事な感情です。

あなたが持っても良い感情なんです。

「イライラ」を持っていたら、人にぶつけてしまって大変なことになる?

いいえ、なりませんよ。

あなたがその「イライラ」を自分に認めてあげたら、人にぶつけてしまわないんです。

自分に「イライラ」を認めないから、人にぶつけてしまうことになるんです。

感情にはフタはできません。

なかったことにはできません。

認めてあげないと、自分の中にどんどんたまっていき、爆発したり感じることを麻痺させて、他の感情も感じられにくくなってしまうのです。

だから、あなたの「イライラ」は悪者ではありません。

「イライラ」を感じた時は、イライラしている自分を認めてあげる。イライラを否定しない。

「今、すごくイライラしてる(-“-)でも、誰が何と言おうとイライラは抑えなくてもいい、今は感じてもいいんだ」と思ってみて下さい。

そうしていくと、自分のイライラがスッキリ消えていくことを感じられます。

「イライラ」などのネガティブに思われる感情の取り扱い方って、とても難しいのですが、否定しないことが大切です。

2015年夏に公開された映画「インサイド・ヘッド」は、ディズニー/ピクサー映画ですが、感情のお話しです。

どの感情も大切だということがアニメーションでとても分かりやすく描かれています。

やっぱりネガティブな感情を認められないなら、一度見てみて下さいね。

◎ブルーレイ・DVD→ インサイド・ヘッド MovieNEX

◎小説版→インサイド・ヘッド (ディズニーアニメ小説版)

◎こちらも参考になった本→ディズニー/ピクサー インサイド・ヘッド あなたの感情たちのトリセツ

【まとめ】

「イライラ」は悪いものではない。あなたの心と体を守っているもの。

だから、抑え込んだり、我慢したりしない。

「イライラ」の感情を持つことを自分に認めてあげる。

「イライラ」したらその感情を否定せずしっかり感じる。

そうすれば、イライラはスッキリ消える。

うつ

うつの再発が心配。再発予防は?

疲れたら休む

うつが良くなると心配になるのが、うつの再発ですよね。

うつは再発することがとても多いと言われていますし、またあんなうつが来たら…と思うと不安ですよね(>_<)

うつが回復してくれば、今後うつが再発しないように予防・対策をしたいです。

そもそもあなたはなぜうつになったのでしょう?

うつになる人もいれば、ならない人もいます。

うつになる人って、どんな人でしょうか?

うつになる人は性格的に特徴があります。

「生真面目」「完璧主義」「責任感が強い」「凝り性」「熱心」「頑固」「几帳面」な面があります。

この性格が変わったら、うつにはなりませんよね。

じゃあ変わりましょう!

・・・
・・・

と言っても変わりませんよね(^_^;)

というよりも変える必要はありません。

だって、あなた自身を作り出している大切な一面なんですから、変える必要はありません

ただ、ストレスや環境によってはうつになりやすいんだなぁということは把握しておいてください。

イヤですか?

でもね、あなたが違う性格でしたら、ストレスや環境によって違う病気になっていたと思います。

もしかしたら、そっちの方がしんどいかもしれない。

心も体も疲れてしまうと、身体が悲鳴を上げます。

それが、うつだったり他の病気だったりします。

性格が問題なのではありません。

「休めない」のが問題なんです。

生きている限り、疲れることは必ずあります。

ストレスを感じてしんどいことは必ずあります。

そんな時は「休む」のです。

うつになってしまう人は、休めません。

休むことを自分に許さず、頑張って頑張り切ります。

休んでいいんです。

休んでください、疲れたら。

休めば回復します。

回復するまで休んでください。

疲れたら休んで心と体を十分にいたわる。

それを心がけると、もううつにはなりませんし、うつっぽくなってもすぐに回復できますよ。

【まとめ】

うつの再発防止は、疲れたら休む!

うつになるのは、性格の問題でもなくストレスの問題ということでもない。

疲れているのに休めないことが問題。

疲れたら休むことを自分に許してあげる。

うつ

うつで「死にたい」「消えたい」時の対処法

止める

「死にたい」「消えてしまいたい」…

そう思ってしまうのは、本当に辛いですよね(>_<)

うつになると「死にたい」「消えたい」と思ってしまう人は多いです。

うつの症状の1つでもあります。

うつという病気のために、思わされてしまっているのです。

私も何度も思ったことがありました。

この「死にたい」「消えたい」気持ちって、本当の気持ちじゃあないんです。

「死にたい」と思うほど絶望している。

「消えたい」と思うほど今が辛い。

「死にたい」と思うほど自分が嫌い。

「消えたい」と思うほど自分がイヤ。

ということなんです。

自分や状況・状態が許せないんですよね。

もし自分や状況・状態が今と違うなら、変わるなら、希望が持てるのなら、生きたいんです。

でも、今の自分や状況・状態は辛くて苦しくて仕方ないと思ってしまうんです。

うつの時は、どうしても視野が狭くなって、極端に考えてしまいやすいです。

前向きに考えることができず、そのため、許せないと強く思ってしまいます。

どうすれば良いのか。

うつが回復していくと、この「死にたい」「消えたい」気持ちはかなり収まってきますが、それまでかなり辛いです。

私の場合、あまりに辛い時は人に聞いてもらいました。

人に話すと少し気持ちが落ち着きます

ただ、家族や友人ですと逆に心配されたり説教されたりしてますます気持ちが落ち込んでしまうので、無料でできる電話相談を活用しました。

無料でできる電話相談は、

いのちの電話(24時間対応しています)

こころの健康相談統一ダイヤル

自殺防止センター

よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター)(24時間対応しています)

がありますよ。

ただ、時々つながりにくいことがあります。

せっぱ詰まった時は、本当に辛いです。

いのちと暮らしの相談ナビでは、自分に合った相談窓口が簡単に検索できるので、こちらも活用してみて下さい。

私は「死にたい」「消えたい」と思った時にいろいろ調べたのですが、その時に思ったことがあります。

事実かどうかは分かりませんが、あくまで私の意見ということで書きますね。

自殺願望があって実行したとしても、死ねる人もいれば助かってしまう人がいる。

何度も実行しても死ねずに助かる人もいて、逆にあっさり死ねる人もいる。

何度実行しても死ねなかったのに、死ぬはずがない状況で死んでしまったりする。

そういうことが結構あることを知り、良く分からないけど、人それぞれ決まった「寿命」のようなものがあり、それに達しないと死にたくても死ねないのかもしれない…

と思いました。

それを思うと、「死にたくてもその時が来るまで死ねないのなら生きるしかない」という考えに至り自殺願望はなくなりました。

これはあくまで個人的な考えでしかありませんが(^_^;)

こんな風に考える人もいるということで書かせていただきました。

いろいろ書きましたが、今あなたが感じているその「死にたい」「消えたい」はずっと続くことではありません。

うつが回復・改善していくうちに変わっていきます。

今はとても辛いですが、なんとか乗り切ってください

辛くてどうしようもないのなら、無料の電話相談もあるので利用して乗り切ってくださいね。

【まとめ】

「死にたい」「消えたい」気持ちは、うつの症状の1つ。

今あなたが感じているその「死にたい」「消えたい」はずっとは続かない。

うつが回復・改善していくうちに変わっていく。

今はとても辛いですが、なんとか乗り切ってください。

辛くてどうしようもないのなら、無料の電話相談なども活用する。

うつ

うつで自己嫌悪がひどい!解消するためには?

自己嫌悪

うつの時はプラスに考えられないので、特に自己嫌悪が激しくなります。

自分がイヤになるだけではなく、周りの人にも申し訳なく思い、消えたいほど嫌になる時もありますよね。

本当に辛くて苦しいですよね(>_<)

自己嫌悪に対して、できることは2つあります。

1 うつが回復すればプラスに考えることもできるようになるので楽になることが多いので、うつがひどい状態ならなんとか自己嫌悪から意識をそらすことに努める

2 それでもやっぱり自己嫌悪して辛いのなら、根本的なことにアプローチする必要がある

1について説明すると、うつがひどい時に自己嫌悪で辛い時は、その時間をなんとかやり過ごしてエネルギーが出るのを待つ必要があります。

うつが回復・改善されれば自然にプラスに考えることができるようになります

うつのひどい状態でなんとかしようとすればするほど、ネガティブな考えしか浮かばず、どんどん負のスパイラルに入ってうつの悪化にもつながってしまいます。

あなたの今の状態に合わせて、とにかくできそうなことをやって、自己嫌悪の負のスパイラルから抜け出しましょう。

私は「寝る」「漫画や雑誌、本を読む」「ゲームをする」「テレビやDVDを見る」「ひたすら磨き掃除をする」などで意識を自分から他の場所へと移して考えないように努めました。

今できることで意識をそらしてくださいね

そして2について説明すると、エネルギーが回復して取り掛かれそうになったら、「自己嫌悪」を根本的に解決していきます。

自分が嫌いだと思っていること、本当に嫌うべきことなのかどうかを掘り起こしていくのです。

どんなところが嫌いかを具体的に書き出します。

その後、なぜそう思うのか理由を書いていきます。

例えば私の場合は、

「頑張れない私」が嫌い

「神経質なところ」が嫌い

などなど…

これを掘り起こしていくと、

「頑張れない私」が嫌いなのは、「頑張ることが良いことだと思っているから」

で、その「頑張ることが良いと思っているのは、頑張りを認めてほしいから」

「頑張れない私」を認められないのはなぜか?

母親が自分を見てくれなかったので、そのままの自分には価値を感じられず、頑張れば褒めてもらえるので頑張る=OKとなっていた

ということに気づきました。

また、「神経質なところ」が嫌いなのは、

神経質な面をネガティブにとらえられたことがあった。

神経質な面を見つけると母親がイライラした様子をしていたから。

といった感じで掘り起こしていくと、なぜそんな風に思うようになったのか分かります。

私の場合、母親の影響が大きかったです。

実際私も子育てをしていて実感するのですが、子供の親からの影響は想像以上に大きいです。

親の事をすべて無意識の内に取り入れています。

それは言葉だけでなく、感情や行動も。

あなたは親が否定的に思っていたことを、自分の中に取り入れてしまっていませんか?

掘り起こして紙に書き出していくと、客観的に見ることができます。

あなたが当たり前に思っていること、本当はそうじゃないかもしれません

そんなに嫌わなければいけないようなことではないかもしれません

マイナスな面があるのなら、必ずプラスの面もあるはずです。

うつでしんどい時にこの掘り起しをするのは、エネルギーも必要なのであまりおすすめできません。

でも、うつが回復してきてエネルギーがあり、なんとか自己嫌悪を解消したいのなら勇気を出して自分を見つめてみて下さい。

【まとめ】

・うつが回復すればプラスに考えることもできるようになるので楽になることが多いので、うつがひどい状態ならなんとか自己嫌悪から意識をそらすことに努める

⇒例えば「寝る」「漫画や雑誌、本を読む」「ゲームをする」「テレビやDVDを見る」「ひたすら磨き掃除をする」などで意識を自分から他の場所へと移して考えないように努める。

・それでもやっぱり自己嫌悪して辛いのなら、根本的なことにアプローチする必要がある

⇒うつが回復・改善して取り組むエネルギーがあるなら、具体的にどんなところが嫌いかを書き出す。

次に、なぜそう思うのか理由を書く。

客観的に見ることで、自分が思い込んでいないのか、本当にそんなに嫌うべきことなのかに気づくことができる。

うつ

うつで頑張りたいのに頑張れない、その理由は?

頑張れない理由

頑張りたいのに、頑張れない…(>_<) 辛いですよね。

今の自分、好きになれませんよね。

以前のように頑張れない自分、何もできない自分が嫌いですよね。

だから、ますます辛くなる(>_<)

でもね、あなたはもう十分頑張っていますよ。

自分に○を付けてあげませんか?

と言われても、自分に○なんてつけられないですよね。

なぜ自分に○を付けられないんでしょうか?

なぜそんなに自分を責めるのでしょうか?

なぜそんなに「頑張らなければいけない」と思ってしまうのでしょうか?

なぜ「頑張りたい」のに力が出てこないのでしょうか?

実は、あなたの「頑張り」は「頑張りすぎ」なんです。

無理して頑張っていませんか?

うつになるほどあなたは頑張りを止められなかったんです。

今、頑張るのを一回止めてみましょう。

頑張ろうと思うのを一回止めてみましょう。

頑張る自分だけに○を付けない。

頑張らない自分も○。

頑張らないとダメなんじゃないんです。

なぜそんな「頑張り」を自分に強いるのか。

それは、「母親」にそのまんまのあなたを認めてもらえなかったからかもしれません。

そのまんまのあなたに○を付けてもらえなかったのかもしれません。

そんな「頑張り」は辛いだけです。

自分に鞭を打って頑張っているようなものです。

「あなたをそこまで頑張らせてしまう理由」、そのことに気が付ければ、「誰か(母親)」のために頑張るのではなく、「自分が自分」のために頑張ることができるようになります。

そうすれば、肩に力を入れず適度に伸び伸びと頑張ることができます。

まずは、「あなたをそこまで頑張らせてしまう理由や思い込み」を見つけてみて下さい。

【まとめ】

あなたの「頑張り」は、「頑張りすぎ」のこと。
ものすごく無理がある。

一回頑張ること・頑張ろうと思うことを止める。

なぜそこまで頑張ろうとするのか、自分に頑張りを強いる理由や思い込みを見つけてみる。

うつ

うつで将来が不安!解消法は?

ノートに書き出す

将来が不安で不安でたまらない…辛いですよね(>_<)

うつでエネルギーが低下している状態ですと、普段できていたこともできなくなりますし、先のことが見えず不安になります。

このままうつが治らないのではないか、一生このままなのか、動けるようになるのか、子供のことなど心配になりますよね。

うつの時は、将来について絶望的になりやすいです。

うつのために、どうしてもネガティブになってしまい、それを元に考えていってしまうので、思考が偏りがちです。

また、うつのために思考能力が落ちているので不安も整理されずごちゃごちゃになっています。

将来の不安を解消するには、まずは「考えを整理する」ことが大切です。

「考えを整理する」方法でやはり良いのは、「紙に書き出す」「人に聞いてもらう」ことです。

これをするとごちゃごちゃになった不安や考えが整理されます。

そして、具体的に何が不安なのかが分かれば、その不安についての対策もできます

そのためにもまずは、考えを整理して不安を把握することが大切です。

「将来の何が不安ですか?」

「経済的なことですか?」

「仕事ですか?」

「子供の事ですか?」

「家族のことですか?」

「その不安に対して、あなたが取り掛かれることはありますか?」

具体的に書き出していくと、それほど不安に思うことではなかったことが分かったり、今思っても仕方ないということも区別できるのでスッキリします

また、何をすれば良いのかが分かるので少し安心できます。

そしてもう1つ重要なのが、「自分の感情も吐き出す」ということです。

感情を溜めていると不安が膨れていきやすいです。

また、自分の感情を吐き出すことで自分がどう思っているのかが実感できます

その中には、実は将来のことで不安だけど今は何にもできないしやりたくないんだ(>_<)という感情が出てくるかもしれません。

本当は将来のことが不安だけど、今は無理したくないんだ(>_<)という気持ちが湧き出てくるかもしれません。

吐き出すことで、本当の気持ちが見えてくることが多いです。

本当の気持ちが見えたら、漠然としたもやもやした不安が解消されます。

「自分の感情を吐き出す」方法は、やはり1人よりもカウンセラーなどと一緒にするのがおすすめです。

でも、外に出るのがしんどい場合もありますよね。

そういう時は、誰か家族や友人に「感情を整理するために話を黙って聞くだけ聞いてほしいんだ」と言ってお願いしてみるのも良いですよ。

もしそういう人がいない場合や1人でしたいのでしたら、「紙にとにかく書き出す」「ぬいぐるみに向かって感情を吐き出す」のもおすすめです。

【まとめ】

・将来の不安を解消するには「考えを整理する」「自分の感情を吐き出す」!

・考えの整理の仕方は、「将来の不安を人に話す」「具体的に紙に書き出す」。

・具体的な不安が分かったら、それに対して自分ができることを書き出す。

・感情の吐き出す方法は、「カウンセラーや家族や友人に話す」「紙にとにかく書き出す」「ぬいぐるみに向かって感情を出す」。

・感情を吐き出すと自分の本当の気持ちが湧き出るので、漠然とした不安が解消される。

うつ

うつで自信がなくなった!自信を回復するには?

ハート

自信がなくなってしまい、本当に辛いですよね(>_<)

自分自身に自信がなく、何をやるのもできるとは思えず躊躇して足がすくんだり、立ち止まってしまいますよね。

「自信喪失」はうつの症状の1つでもあるのですが、あなたは何か思い込みをしていませんか?

何か自分に評価をしていませんか?

例えば、

・○○できる自分はOK

・できない自分は×

・○○な自分はダメ

こんな風に思っていませんか?

できる自分もできない自分もダメじゃないです!

なぜだめなんですか?

あなたができなければと思っていること、できていない人はいませんか?

全員できていることですか?

できていないと決めているのはあなた自身じゃないですか?

思い込みでしばりつけていませんか?

ダメな所があったらダメですか?

ダメな所があったから得ることができたことって、今までにありませんでしたか?

そのおかげで頑張れたことってありませんでしたか?

ダメな所って、良くない時もあるかもしれませんが、だからこそ一生懸命になれた面もあるはずです。

あなたの一生懸命な所に勇気づけられた人がいるはずです。

そんなあなたはダメですか?

そんなあなたはダメな人ですか?

そんなに責められるほどダメな人なんですか?

ダメは×ではありません、ダメは○になる時もあります。

ダメだからこそ、一生懸命になれる時があるし、欠点のない人間は魅力がありません。

ダメなところがあったって良いんです。

今はうつでダメな自分を許せず、自信がないのかもしれませんが、いつかはダメな自分も許してあげてください。

ダメ(と思っている)自分は×で、良い(と思っている)自分は○と付けているのは自分を2つに引き裂いているのと同じです。

どちらの自分も自分。

自分を否定した上に立てた自分はもろくて崩れやすいです。

自分自身まるごと認めて引き受ける、そこから自信が取り戻せます。

自分が自分で良いと思えますよ。

【まとめ】

・自信のなさは、思い込みで自分に○や×を付けているから。

・「ダメなところ」=×ではない、「ダメなところ」があるからこそ、一生懸命になれる面や人を勇気づけたり、魅力の一部になったりする。

・自分を否定した上に作り上げる自分はもろくて崩れやすい。

・自分を丸ごと認めて引き受けて「自己受容」することから自信が回復する

うつ

ネガティブにとらえてしまって辛い!ネガティブな感情をどう扱うのか?

ゴミ箱

出来事すべてをネガティブにとらえてしまって辛いですよね(>_<)

すべてをネガティブにとらえてしまうのは、うつの典型的な症状の1つです。

と言われても、ちっとも慰めにもなりませんし、だから困っているんだ(>_<)と思いますよね。

私もうつのひどい時は、ネガティブ全開でした。

うつの時って、エネルギーが低下していますし、心身ともに危機的状況ですよね。

だから、どうしても身体を守ろうとしてネガティブにとらえてしまうんだと思うんです。

不安や恐怖って、人が自分を守るための本能です。

一生懸命身体を守ろうとして働いているんですよね。

だからネガティブって、悪者ではないんです。

まずは「ネガティブ」=「悪いこと・ダメなこと」というのを止めませんか?

というのも、以前私も「ネガティブ」=「悪いこと・ダメなこと」、「ポジティブ」=「いいこと」と考えていました。

すると、うつが回復してきて「ポジティブ」になってくると、一生懸命「ネガティブ」を排除し、「ポジティブ」になろうと努めていたんです。

そうすると、どうしても無理がきてしまいます。

だって、いつも「ポジティブ」が正しい訳ではなく、良い時ばかりではありません。

それに、自分の「ネガティブ」も身体を守るためにゼロにはなりません。

すると、自分を丸ごと認めることができなくなり、自分を否定していることになります。

自分に正直に生きることができなくなり、葛藤や我慢が生じます。   

うつも再発しやすかったり、長引きやすくなってしまうのです。

だから、今ネガティブでとても辛いししんどいと思いますが、そのこと自体を否定しないでください。

必要ですし、「ネガティブ」な感情もとても大切です。

それぞれ大切な役割を持っています

「ネガティブ」を含む感情については、映画「インサイド・ヘッド」がとても分かりやすかったです。

2015年夏に公開されたディズニー/ピクサー映画です。

「悲しみ」や「恐怖」「イライラ」といったネガティブな感情も大切で必要なことなんだととても分かりやすく描かれています。

2015年11月18日からは、ブルーレイ・DVDも発売されますし、本もありますよ。

◎ブルーレイ・DVD→ インサイド・ヘッド MovieNEX

◎小説版→インサイド・ヘッド (ディズニーアニメ小説版)

◎こちらも参考になった本→ディズニー/ピクサー インサイド・ヘッド あなたの感情たちのトリセツ

とてもおすすめです。

【まとめ】

・「ネガティブ」な感情も自分の身体を守るために大切なこと。

・「ネガティブ」な感情を否定するのは、自分を否定しているのと同じ。

・「ネガティブ」自体は悪いわけではない。大切な感情の1つ。

・「ネガティブ」=「悪いこと・ダメなこと」ととらえるのを止める

・「ネガティブ」を含む感情の捉え方・扱い方は、映画「インサイド・ヘッド」が分かりやすくておすすめ。

うつ

うつで楽しめない!心から楽しめるようになるには

うつで楽しめない

「何をやっても楽しくない」「今まで楽しかったことを楽しめない」のは辛いですよね(>_<)

以前の自分とは別人になったみたいに感じますし、落ち込みますし、憂鬱で仕方ありませんよね。

この「何をやっても楽しくない」「今まで楽しかったことを楽しめない」というのは、うつの典型的な症状の1つです。

うつは脳の中の幸せを感じる神経伝達物質セロトニンが減少している状態です。

だから、楽しさや喜びを感じることができません。

エネルギーが低下しているので、感情も麻痺しているような感じで心があまり動きません。

「今まで楽しめていたことが楽しめない」「楽しいと全く感じることができない」と落ち込んでしまいますが、うつが回復・改善してくれば 自然に楽しさも感じられるようになってきます

まずは心と体を休ませて、エネルギーが出てくるのを待ちましょう

もしうつが回復してきているのに、うつになってからずいぶん時が過ぎエネルギーがあるのに楽しめないのなら、

・自分と向き合って行動してみる

ということも個人的にはおすすめです。

あくまでうつが回復してきており、エネルギーが溜まっているのが前提条件です。

うつになったということは、以前の自分に無理があったということでもあります。

ということは、以前の自分が楽しかったと思っていたことがそうでなかったのかもしれません。

無理せず楽しめることが本当はあったのかもしれません。

自分と向き合い、正直に心を見つめていくことで本当にしたいこと、やってみたいことを見つけることができます。

無理せずリラックスして楽しめることが見つかるかもしれません。

そうして本当にしたいこと、やってみたいことが見つかったら、実際に行動してみます。

この「行動する」というのも、うつで「何もしない」状態が長ければ長いほど自信がなくなり心理的抵抗もあってすぐにできないかもしれません。

でも、勇気をもって「行動」することで大きく変化することも多いです。

ただ、うつの状態によっては反動もありますので、「ダメもと」「試にやってみる」というようにできるだけ軽い気持ちで取り組んでください。

「やってみる」と思っただけで、すごいことなんですから。

私の場合、うつが回復して多少楽しめるようになっても、中々芯から楽しめるにようにはならなかったのですが、「自分と正直に向き合って行動してみる」 ことで「楽しい」としっかり感じることができるようになりました。

もし、ある程度うつが回復してきているのに楽しめないのなら、おすすめです。

【まとめ】

「何をやっても楽しくない」「今まで楽しかったことを楽しめない」のはうつの典型的な症状の1つ

うつが回復してくれば、自然に楽しめるようになる

だからまずは、心と体を休ませてうつの回復・治療に専念する!

ある程度うつが回復したのに、楽しめるようになったけど、やっぱり芯から楽しめないのなら、「自分と向き合い行動する」ことをやってみる。

「自分と正直に向き合う」ことで、本当にやりたいこと、やってみたいこと、うつ以前の自分にはない本当に無理せずリラックスしたまま楽しめることが分かる。

うつ

うつで「自分を責める」のを止めたい!

自分を責める 猫

自分を責めてしまう…

辛いですね(>_<)

でも、本当にそう思っているのでしょうか?

何かそこに思い込みはありませんか?

「○○しなくてはいけない」「○○ではいけない」「○○なのはダメだ」

そんなに厳しいのはなぜですか?
厳しくしないといけませんか?

厳しいのって、しんどくないですか?
しんどいこと、イヤじゃないですか?

我慢しないといけませんか?
耐えなければいけませんか?

失敗してはいけませんか?
失敗から学べることってたくさんありませんか?

自分では当たり前、当然だと思っていること、実は思い込みかもしれません

というより、思い込みによって自分に負荷をかけ過ぎて、心と体が悲鳴を上げた状態、それがうつなんだと思います。

私も経験がありましたが、ものすごく自分を責めていました。

その根底にあったのは、「こんな自分じゃダメだ」「今の自分じゃダメだ」という考えでした。

自分自身、いつもこのことを意識していたわけではありません。

頑張り屋とよく言われました。

一生懸命頑張ってきました。

でも、その頑張り、自己否定から来ていたんです。

自分を否定するところからスタートしていたんです。

自己否定から出発している頑張りなので、どうしても無理してしまいます。

自分を許さず「もっと、もっと」とお尻を叩いて頑張らせていました。

本当の気持ちを無視し、頑張っていました。

「本当はたまには休みたい」「このままでもいいよって認めてほしい」「無理したくない」そんな気持ちにフタをしていました。

そんな風にして一生懸命自分を保つのに必死だった、なんとかできていた、それなのに「うつ」になった。

「弱い自分、認めたくない、許せない」から自分を責めてしまう…

ここに思い込みがまた1つ。

「弱い自分はダメ」という思い込み。自分を丸ごと認めていない、自己否定しているのです。

自己否定から出発し、「○○しなくてはいけない」「○○ではいけない」「○○なのはダメだ」という思い込みに支配されているんです。

この自己否定や思い込みを作り上げたのはあなたではありません。

あなたの親や周りの環境から、子供のあなたはそうせざるを得なかった、それで人生を乗り切ってきました。

その方法、うつになるまではなんとかなっていたのかもしれませんが、もう限界です。

その方法は通用しません。

自己否定を止める必要があります。

「○○しなくてはいけない」「○○ではいけない」「○○なのはダメだ」という思い込みを取り除く必要があります。

「○○しなくてはいけない」なんてことはないんです。

どっちでも良いんです。

「○○ではいけない」なんてことはないんです。

どちらでも良いんです。

「○○なのはダメだ」なんてことはないんです。

ダメなことなんてないんです

まずは自分が何か思い込んでいないか、「しなくてはいけない」「するべき」「しなきゃダメ」「するものだ」と思っていることを見つけてください。

そして、それは本当はどちらでも良いことなんだと自分に言ってあげてください。

自分を責める気持ちの原因が分かりますよ。

【まとめ】

自分を責める気持ちは、自己否定・思い込みから来ている

「○○しなくてはいけない」なんてことはない。
どっちでも良い!

「○○ではいけない」なんてことはない。
どちらでも良い!

「○○なのはダメだ」なんてことはない。
ダメなことなんてない!

まずは自分の思い込みに気づき、本当はどちらでも良いことなんだと自分に言ってあげる。

*自己否定、思い込みの取り除き方の詳細は長くなるので、また別の機会に書きますね。

うつ