うつで飲んでいる薬(抗うつ剤・抗不安剤)をやめたい!その方法は?

薬を止める

うつが回復してくると、そろそろ薬を手放したいと思いますよね。

ずっと薬を飲み続けるのも不安で心配ですよね(>_<)。

抗うつ剤や抗不安剤、睡眠導入剤などの薬を止めるには、医師に相談して少しずつ減らしていくのが基本です。

そうでないと、リバウンドがあったり、うつが悪化してしまうことがあるからです。

少しずつ様子を見ながら減らしていくのが大切です。

ただ、それにはタイミングがとても大事だと経験上思います。

そのタイミングとは、「ストレスに対処できるようになった」時です。

うつは、ストレスに対処できずエネルギーを枯渇し、心と体が悲鳴を起こしてしまって起こります。

だから、ストレスに対処できないままでしたら、少しのきっかけで悪化しかねませんし、離脱症状を乗り越えられずまたすぐに薬が必要になってしまうかもしれません。

まずは、ストレスに対処できるようになって準備しましょう

具体的に、ストレスに対処するには

・体力をつける
⇒体力があればストレスに対抗できます。体力がカバーできることは思った以上に多いです。
うつで体を動かさず体力低下した場合は、散歩や体操・運動などで体力作りをしましょう。

・ストレス・疲れを感知できるようになる
⇒ストレスや疲れを自分で感じることができていないと、オーバーワークで無理してしまいます。
ストレスや疲れを無視したり抑え込まないようにして、感知できるようにします。

・疲れたら休めるようになる
⇒疲れを無視せず、必ず休めるようになりましょう。休むことを自分に気持ち良く許してください。

この3つのことができるようになれば、抗うつ剤や抗不安薬、睡眠導入剤を手放す準備完了です。

医師に薬を止めていきたいことを話しましょう。

離脱症状が気になる人もいるかと思いますが、離脱症状は人それぞれのようです。

ただ、この3つのことができるようになっていれば離脱症状対策にもなるので安心です。

まだ何も準備できていないという人は、まずは体力作りから始めてみると良いですよ。

【まとめ】

薬を手放すには、医師に相談して少しずつ減らしていくのが基本。

その前に薬を止める準備として「ストレスに対処できるようになる」ことが大切。

ストレスに対処できるようになるということは、

・体力をつける
⇒体力があればストレスに対抗できる。
体力がカバーできることは思った以上に多い。
散歩や体操・運動などで体力作り!

・ストレス・疲れを感知できるようになる
⇒ストレスや疲れを無視せず、抑え込まない。
自分に意識を向けて感知する。

・疲れたら休めるようになる
⇒疲れを無視せず休む!休むことを自分に気持ち良く許してあげる。

この3つができるようになれば、薬を手放す準備完了。医師に断薬の相談する。

うつ

うつで子育てがつらい!どうすれば良い?

子育てがつらい

子育てがつらくてたまらない…

子供にも申し訳ないし、でも自分でもどうしようもないし、本当に辛いですよね(>_<)

うつは心身共に疲れ切ってエネルギーがなくなっている状態。
だから、心身を休めてエネルギーを回復する必要がありますが、子供がいるとどうしても動かなければいけない時がありますよね。

でも、1人で抱え込まないでくださいね。

相談してください。

旦那さんはもちろんのこと、市町村の保健センターや児童家庭相談室など子育て相談機関に相談してください。

きっとあなたの助けになるはずです。

子育ては周りの人のサポートが必要です。協力を求めてください。

そして、あなたがやらなければいけないと思っていることを書き出してみて下さい。

その後、それを母親である自分しかできないものか、他の人もできるものなのか分けてください。

自分以外の人ができることは、やらないようにしてとにかく休みましょう。

子育てが辛いまま無理して我慢してやっていると、うつがひどくなりますし、子供がかわいく思えなくなってしまいます。

子供には、「ごめんね、ママは病気でちょっと動けないの。ちょっと休ませてね。」と伝えてあげてください。

子供は小さくてもママの言うことは分かります。

それに何も言われないと、子供は「自分のせいなんだ…」と思ってしまいます。

「子供のせいじゃない、ママの病気のせい。治ったら元気になるからね。」と伝えてあげてくださいね。

無理せずにできることだけやるように心がけていると、うつも回復しエネルギーが出てくるのでまたやれることも増えていきます。

今はとにかくひたすら休む。

家事も無理せずやらずにすむことはやらず、できる範囲だけ十分です。

また、子供が2、3歳以上ならお手伝いもできます。
子供も家事に参加させ、ありがとうの気持ちを伝えてあげると、お手伝いの喜びも味わえます。

親に頼れず人手が必要ならば、ファミリーサポートシルバー人材派遣なども利用しましょう。

もし、子供が小さいのなら一時保育で保育所に預けたり、病気理由で保育所に入れるかもしれません。

保健師さんに相談してみて下さい。

今は自分が楽になれる方法を探して実行してください。

我慢しないでくださいね。

無理しないでくださいね。

自分に「休む」のを許してあげてくださいね。

【まとめ】

1人で抱え込まない。

旦那さんや市町村の保健センターや児童家庭相談課など子育て相談機関に相談する。

自分がやらなくても良いことは、人に任す。自分でやろうとしない。

無理して我慢してやっていると、うつがひどくなるし子供がかわいく思えなくなる。

とにかく休む。

ファミリーサポートやシルバー人材派遣、保育所の利用も。

子供には「自分(子供)のせいじゃない、病気のせいだから」と伝えてあげる。

我慢せず、無理せず、自分に「休む」のを許してあげる。

うつ

うつだけど子供が欲しい、でも不安。どうすれば良い?

子供が欲しい

子供が欲しいけど、つわりや出産、子育てが自分にできるのか不安…

悩みますよね(>_<)

出産はタイムミットもありますし、焦ってしまいますよね。

焦るしとても悩んでしまうと思いますが、やはりうつを治してからじゃないと出産・子育てはしんどいと思います。

私自身子供が1人いるのですが、一時うつ状態に陥りました。

子育てって、やはり大変です。

自分のことだけでは済みませんし、赤ちゃんは待ってくれません。

産まれた子が手のかからない子の場合もありますが、ものすごく手のかかる子かもしれません。

私の子も、夜泣きがひどく体力・気力共に大変でした。

環境も大きく変わるので、ストレスも大きいです。

そして、親の状態は子供に影響します

だから、子供が欲しい気持ちはとてもよく分かりますが、うつを治してからの妊娠を強くおすすめします。

うつを治し、自分自身に丸を付けられるようになってください。

自分自身を肯定してあげられるようになってください。

あなたが自己肯定・自己受容できていないと、子供も自己肯定・自己受容できません。

そして、疲れたら休むことを自分に許せるようになってください。

自分を大切にできないと、子供も大切にできません。

まず「自分」です。

「自分」を大切にできるようになったら、旦那さんとよく話し合って計画を立てて準備してください。

環境を整えてください。

出産・子育ては周りのサポートが必要です。

困った時やうつがひどくなった時にどうするのか具体的に計画を立ててください。

しっかり準備しておくと、不安も少なくなります。

親も子供も安心して過ごせる環境を整えてあげるのは大切です。

私はあなたに「うつでも子供を持っても大丈夫!産んでも大丈夫だよ」という言葉をかけることはできません。

私自身が子供に大きな影響を与えてしまったからです。

でも、うつを克服した今、子供のおかげで頑張れるというのも正直な気持ちです。

子供が欲しいなら、諦めないでほしいです。

しっかり休んでうつを治し、自分を大切にし、自己肯定感・自己受容できるようになって、子供を育ててほしいです。

【まとめ】

うつを克服してからの妊娠・出産がおすすめ。

母親の精神状態の子供への影響は大!

親が安心できていないと、子供の情緒も不安定になる。

まずは、うつを治して自分を大切にできるようになることが必要。

自分を大切にでき、自己肯定・自己受容できるようになること。

その次に、出産・子育てで困った時にどうするか計画・準備をする。

子育ては周りのサポートが絶対に必要!

旦那さんとよく話し合う。

うつ

うつで何もしたくない時は

何もしたくない

何もしたくない…

辛いですね(>_<)

何もしたくないのは、あなたが甘えているわけでも怠けているわけでもありません。

うつの典型的な症状の1つです。

心身ともに疲れ切っており、エネルギーが枯渇しています。

心身が回復するまで動かないよううつがあなたを守ってくれています。

だから、何もしたくない状態なら、何もしないでください

心身が回復し、エネルギーが補充されれば少し動きたくなります。何かをしたくなります。

今はそんな時がいつ来るのか、本当に来るのか不安でしょうし、辛いと思いますが、必ず来ます。

今は思い切り休んでください。

自分の心と体を大切にしてあげてください。

休んでいいよと自分に許してあげてください。

何もしたくない自分を責めないであげてくださいね。

何もしたくないは、あなたの心のSOSでもあります。

無理しないで、我慢しないでというサインです。

しっかり受け止めてあげてくださいね。

充分に休めて少しエネルギーが出てきたら、何もしたくないというほど追い込まれてしまったことを見つめ直してみると良いですよ。

必要以上に自分に無理や我慢を強いずに済みます。

あなたが我慢してしまうこと、無理してしまうことは何でしょうか?

楽しくもないのに、愛想笑いしていませんか?

思ってもいないことを口にしていませんか?

完璧にしなきゃと思っていませんか?

普通はこうだから、当たり前だからと思い込んでいませんか?

本当は怒っているのに怒っていないなんて言っていませんか?

嫌だけど断りきれなくてしぶしぶやってしまいがちではありませんか?

ママ友に気を遣い過ぎていませんか?

自分の本当の気持ちにフタをしたまま行動していると、ものすごく消耗してしまいます。

気がつけばグッタリしてしまいます。

そんな毎日を送っていると、消耗しきって動けなくなります。何もしたくなくなります。

あなたはやりたくないことを無理していませんか?

何もしたくないなら、その気持ちを大切にしてください。

「何もしたくないんだなぁ、そこまで疲れ切ってしまったのだなぁ。」と感じてください。

無理に頑張っていたその力を抜いたら、エネルギーが補充されますよ。

【まとめ】

「何もしたくない」はうつの症状の1つ。あなたは甘えているわけでも怠けているわけでもありません。
何もせず、エネルギーが出てくるまで休むことが必要です。

何もしたくないは、あなたの心のSOS。無理しないで、我慢しないでというサイン。
しっかり受け止めてあげる。

エネルギーが少し出てきたら、自分を見つめなおしてみるのも良い。
自分がつい無理したり、我慢したりしてしまうことを自覚する。

うつ

うつで焦ってしまう!焦らないようにするには?

焦る

焦ってはいけない、焦っても仕方ないのに焦ってしまう…

焦っても仕方ないけれど「早くうつを治したい」「早くできるようになりたい」「すこしでも早くこの状態をなんとかしたい」…

いろいろ焦ってしまいますよね(>_<)

分かっちゃいるけど止められない!

「焦り」の気持ちって本当に手ごわいと思います。

焦っちゃダメと言われても、焦りますよね(^_^;)

どうすれば良いのでしょうか?

私自身の経験をお話ししますね。

あなたの役に立てれば嬉しいです。

私は今の自分や状況を認めることができていませんでした。

自分にはもっとできると思っていました。できる人間だって。

普通はこうするもんだと思っていました。それをできない自分はダメだと。

やらなきゃって思っていました、そんなの当たり前でみんなやっているって、だから自分もするべきだって。

でもね、できないんです。できない時もあるんです。

みんながそうだからといって、自分もそうだとは限らない。

それを認められなかった。

一生懸命、人の基準や自分で勝手に作り上げた理想の自分や状況を追い求めていたんです。

でも、当たり前ですがそんなの続かないですし、できません。

辛くて苦しくて時間がかかったのですが、ようやく認めました。

できない自分を認める。

私は私のペースでいく。

あれもこれもを止める。

そう決めたんです。

そしたら、とっても楽になりました。

肩の力が抜けてリラックスできるようになりました。

そうすると、焦っていた時よりも結果的にできること・やれることが増えたんです。

とはいえ、まだ完全ではなく実際焦ることもあります(^_^;)

でも焦っても、 「また何か思い込んでいるな、私は私でしかない。私以上にも私以下にもなれない、私のペースでいくだけ。」 ということを思い出し、もとのペースに戻します。

焦ることの対処って、本当に難しいですし一度焦ると視野も狭くなってどんどん悪循環になって難しいですが、あなたもあなたのペースでいってください。

あなたのペースで大丈夫です。

【まとめ】

「焦り」は意識すればするほど焦る。

「できない自分を認める」「私は私のペースでいく」「あれもこれもを止める」と決める。

それを実行すると、肩の力もぬけてリラックスでき、焦っていた時よりも結果的にできること・やれることが増える。

うつ